友だち関係のトラブルについて相談する1:友だちに怒られる・悪口を言われる
参考
友だち関係のトラブルはよくあります。送り迎えのときなど先生に会える機会があったら、直接話して園での様子を聞いてみましょう。そのとき、怒りをぶつけるなど感情的になってしまうと、先生と冷静な話し合いができなくなってしまい、問題の解決につながりません。なるべく感情的にならないように、事実と子どもの言動を中心に伝えるようにしましょう。例えば、「子どもの左目の下にひっかき傷があります」という事実や、「子どもが登園したくないと言っています」「子どもが泣きながら帰ってきました」という子どもの様子を伝えることで、園の先生には親の気持ちも充分に伝わります。もし冷静に話せる自信が無いなら、まずは家族や友だちに気持ちを聞いてもらうといいでしょう。
また、トラブルになっている子どものお母さんに直接話をすることは避けて欲しいと考える園が多いようです。親同士の関係が悪くならないようにという配慮です。相手の子に話を聞いたり、必要なら相手の親に話をしたりすることは、先生がやってくれます。
先生に話す機会が見つけられない場合や、一度相談したけれどまだトラブルが続く場合などは、連絡帳に書いて伝えてもいいでしょう。ただし、連絡帳に書いたものはずっと残るということを忘れず、感情的な書き方は避けて、事実と子どもの言動を伝え「様子を見てくださいませんか」というようなお願いを書きましょう。
トラブルが解決したら、お礼を言ったり書いたりするといいでしょう。トラブルが解決したことを園の先生と一緒に喜ぶことで、信頼関係が築かれるはずです。